印鑑における文字配列は便宜的に「縦・横」と呼称しておりますが、
「横」といわれている配字列も、実は「縦」なのです。
例えば「縦」の“山中”は
■縦1列配字(=縦並び)
@
↓
山
中
であります。
一方「横」の“山中”は、縦組みの新聞、雑誌の文字列同様、
右列から順に配置します。
ただし、各列に1文字のみの配字です。
■縦・各列1字配字(=横並び)
A @
↓ ↓
中 山
特に篆書は「縦・各列1字配字」で文字を縦長に表現した方が
伸びやかな印象になります。
銀行印は認印と違って可読性を重んじる必要がないので
「縦・各列1字配字=横(右→左)並び」をお薦めいたします。
しかしながら、一定の可読性が必要とされる認印の場合、
上の例ですと左から右に“中山”と誤読される可能性もあります。
従って当店では、銀行印=横/認印=縦の見本を掲載しています。
特にご指定のない場合、
銀行印についてはWeb見本のように
「縦・各列1字配字=横(右→左)並び」にて製作いたします。
「縦1列配字=縦並び」をご希望のお客様は、
お手数でもご注文フォーム備考欄に
「銀行印=縦並び」とお書き添えいただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
同様に、
認印に「縦・各列1字配字=横(右→左)並び」をご希望の際は
注文フォーム備考欄に「認印=横並び」とお書き添えください。 |